03. 溺れる前に

秋の夜空は少し肌寒くて
薄暗い路地裏
いつもの街が違って見えた
本当は手を繋ぎたかった
隣りに居ても遠くに感じたの

切なさは時に
孤独を呼び
文字のごとく
心を切る様な痛みを残していく
傷は治る事なく
膿を流すでしょう

笑顔で別れれば
よかったのかな
心配そうに見つめるあなた
溺れる前に
(Before being drowned)
ごめんね バイバイ


冬の夕日はなんだか淋しくて
荒れた黒い海は
あなたの姿を消してしまう
いつの間にか離れてしまった
隣りに居ても温もりなくしたの
失って気付いたわ
朝のメール
温かな手
はにかんだ笑顔で支えてくれてた事
何気ない毎日が
輝いてた事を

傷つけ合ってても
そばに居たかった
永遠を誓ったのに二人
溺れる前に
(Before being drowned)
ありがと バイバイ